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不安を鎮めるジャーナリング

今回は、ジャーナリング法のご紹介です。


自分がやってみて、かなり良かったし、
友人にも「いいかもじゃん」と言ってもらえたしで
オススメです!

具体的方法

1日の終わり振り返りに、手書きでジャーナリングをするのですが

1枚、紙を用意し

そこで、テーマを書きます。

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>

そして、ぼんやりと振り返り、
最低でも1個。できたら3個書く。
ちょっとムリ目でも、小さいことも書いておく。

まずタイトルを書くことで、
心理学でいうカラーバス効果、シロクマ効果と言われるものが生じます。

<カラーバス効果、シロクマ効果とは>

内容
特定のことに意識が向くことで、日常生活でその特定のことの情報が、自然と目に留まり集中するようになる現象のことです。

例えば
「あなたの通勤路に赤いポストってある?」と言われて街をあるくと、やたらと「赤いポスト」が目につくようになる。
「シロクマのことは考えないで」と言われると、シロクマのことばかり考えてしまうような効果です。

まずタイトルで

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>

と書くことで
意識の焦点が絞られ
意識が「そんなこと無かったっけかな〜」と
探してくれます。


「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセンさん)によると
「現代人は、現代社会生活でスマホやSNSなどの大量の情報に晒されすぎることによって、脳が常に熱をもって火災報知器のように警報アラートをリンリン発し続けている状態だ」と表現してます。


常にそんな状態に晒されているからか、大量すぎる情報の処理に追われ、脳が過敏に反応しキャパオーバーになりまくっているというのです。

となると、その結果、どうなるか?


後から考えると些細なことでも、すぐ「あ!あれ!大丈夫だったかな?!」と不安に陥りやすくなり、気になって気になって仕方なくなり、色々と手につかなくなる、ずっと気になったまま1日を過ごすことになるワケです。

たとえば
「あれ?家の鍵しめてたっけな?」みたいな些細なことで1日ずっと気になってしまう、などです。

そこで

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>

を書くのです。

たとえば、タワシの場合ですと

ある日
「鍵閉め忘れたと思ってたけど、実は、やっぱりホントに閉め忘れてた!
でも、何も取られてなかった、泥棒さんも大丈夫だった!泥棒さんもありがとう!とっても運がいいな、神様ありがとう!」と

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>として
書きます。

そして
次の日
「あ!やべ!今日も鍵閉め忘れたっちゃない?」となり、でも会社に行っているので「とか言って、閉めてるやろ〜、昨日閉めてなかったしー」となって、家(車)に帰ると


「OHー YEAH! やっぱり閉まってない!でも、、何もなってない、
タイヘンなことになるかなと思ってたけど、案外思ったほどはひどくはならなかった、大丈夫だったな、運がいいなー」となり


ふたたび
夜、振り返り、ジャーナリングで

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>

に書きます
「今日も、鍵を閉め忘れたけど、なんだかんだ大丈夫だった!」


それを繰り返していると

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>が
日々増えていくことになります。

そうして数十日たっていると
だんだん不思議な変化が起こります。

何か「あ!やべ!」って脳内アラートがなった時にも
「とか言って、またまた〜、アレやろ?またいつものパターンやろ?タイヘンなことになるかと思ったけど意外と大丈夫ってパターンやろ?」と
心が比較的早くに落ち着きを取り戻してくれるのです。


そして、少々のことなら「おお!また、<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>のネタが出てきたな!」と瞬間的に対応できる場合もでてきます。

もちろんゼロとは言いませんが、その圧倒的スピード感と、ものすごく大きな不安感が小さくて済む感の気楽さは、タイヘンありがたいものです。

エビデンス風味

ちなみに、これは「系統的脱感作療法」という心理療法のエッセンスも含まれてます。漢字は難しいですが、要は「不安も恐怖も慣れだよ、慣れれば克服できるよ」という心理療法です。アドラー心理学や森田療法にも共通の要素ですよね(

ちなみに、タワシの場合は、時間がかかるタイプですが、だいたい3ヶ月か100日ほど続ければ、大きくヒトツ、ある程度は身に付くと感じてます。

昔「相手のコトバを返す際に、とにかく最初に、イヤ・でも・けど、と言うことはやめよう」と思って習慣化しようと思った際も、3ヶ月ほどで自然に言わなくなれたこともありました。

そのことから、もちろん人によりけりですが、だいたい3ヶ月か100日を目安にすればよいのでは?と思っております。

もちろん、失敗しない、ミスしたら、次からすぐ修正して!だとか、次に活かすためにすぐ反省し、自分を責めて、自分に厳しくして追い込んで!っていう方法が必要な状況、シチュエーションもあるでしょう、


そういう状況やシチュエーションで、そうすべき時もあると思います。たしかに、もちろん、ちゃんと鍵は閉めた方がよいと思います。


でも、だからと言って、そんな些細なことで、自分を追い込んで減点までもは必要ありません、というか、そんな些細なことで、いちいち自分に減点し続けてたら、身がもたない、


そんな方も、いらっしゃる、かも知れませんw

ですし、


残念ながら、それぞれのことにかけられるエネルギーが有限なため、優先順位を決めたりする必要があります。もちろん、無限なら、すべてにかけたいだけエネルギーをかけたいかもですが

タワシの場合には、、とっても忘れっぽいので、鍵を閉め忘れても、ズボンのチャックを閉め忘れることが3日に4回位の頻度な、この頃です。(安心してください!おかげで最近はズボンはチャック無しのタイプにしてますから!w)

なんの話かというと、それぞれの出来事を処理することに、かけられるエネルギーが少ないということを言いたいです

ちなみに、

note投稿する時とかも
実は、思いっきり活用しています。


「いや〜、まじ、こんな適当な文章で大丈夫かな、4割位のデキで雑やけど」と思いつつ投稿することが、、ほとんどですけどw

思い切って投稿して

<大変なことになるかと思ったけど意外と大丈夫だったこと>リストに

「今日、ノート投稿したけど、案外大丈夫だった。世界は終わらなかった」
と密かに書いてます。

もちろん、今日も書きます。笑



ちなみに
結構、この方法は、アレンジの幅も広いです。


色々と試してみて、
ご自身が楽に過ごせるように
みなさまでご活用していただければ幸いです。

ということで
今回は、オススメのジャーナリング方法でした〜


それでは
みなさま、今日も素敵なお時間を過ごされます
よによに

フレフレ、レフレフ〜

それでわ、わでれそ〜

【おまけ】

他にオススメのジャーナリング法をいくつかしゃべったりもしてます。
よろしければ、お聴きくださいませませ

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